【脚本】 黒川哲哉 (くろかわてつや) 【登場人物】 岡野(おかの)真帆(まほ)(44)主婦関(せき) 美加(みか)(44)真帆の親友 関(せき) 耕一(こういち)(44)美加の夫(声のみ)
【あらすじ】 とある温泉宿の夜。その一室での出来事。真帆は親友の美加が結婚20年目で夫と不仲であることをを心配して、その心を解きほぐそうと旅に連れてきた。それは同級生である美加の夫耕一からの頼みでもあった。一室で女二人、その話題になるにつれ美加の様子が変わってきた。蒼ざめた美加の口から夫耕一はすでにこの世の人ではないということが語られる…。 サスペンスホラー作品。
【脚本】 長山公一(ながやまこういち) 【登場人物】 憲子(47) 昌夫(49) 亮平(24)
【あらすじ】 小雪のちらつく寒い夜。昌夫と憲子の中年夫婦が営む下町の中華料理店にギターケースを抱えた亮平が倒れこんできた。亮平は以前からこの店の馴染み客だったが、音楽プロデューサーに認められてデビューすることが決まった以来しばらく顔をだしていなかった。話を聞けばプロデューサーにだまされ無一文になった彼は腹をすかせて、やっとのことでこの店にやってきたようだ。むさぼるようにラーメンをすすった後、亮平はバイトで稼いだ金でラーメン代を支払おうとするが金が見あたらない…。 心温まる下町人情劇。
【脚本】 荒木敏子(あらきとしこ) 【登場人物】 舞子(23) 高倉(年齢不詳) ユキオ(23くらい)
【あらすじ】 燭台のローソクに灯る灯り。ほの明るい室内。周囲を恐る恐る見渡す舞子。家具には、すべて白い布。ただし、二つの木の椅子だけ、布がかけられていない。 高倉「お座りください」 椅子の一つを舞子に勧める高倉。 舞子「……本当に、会わせていただけるんですね」 高倉「あなた次第ですよ」 舞子「私次第?」 高倉「あなたが信じれば会えます」 死者との再会の部屋。そのためには、出会っても相手に触れてはいけない、泣いてはいけない。舞子はついに最愛のユキオと対面する、そして…。 シュールなラブファンタジー。